玄関ドア・勝手口ドアの本体、ドアハンドル、ラッチ・デッドボルト、ドア丁番など、それぞれのドアの場所ごとのお手入れ方法をご案内しています。
それぞれのご注意事項などもご確認の上、定期的なお手入れを行ってください。
■玄関ドア
・玄関ドア本体
普段は特別なお手入れは必要ありません。ホコリや汚れが気になったり、水気が付いたら乾拭きします。
※ホコリがついたまま強く擦ると、塗装表面に傷がつきますのでご注意ください。
汚れがひどい場合は、中性洗剤を水で薄めて、絞った雑巾で拭き取ります。
汚れを落とした後は、水拭き、乾拭きで洗剤分が残らないようにしてください。
※拭く時は軽く行なってください。また頻繁に拭くと塗装膜を傷めます。
※ドアの表面には塗装がしてありますので、ワックスやシンナーや薬品類は使用しないでください。
・ドアハンドル
濡れた手で触れたら乾拭きします。
汚れたら中性洗剤拭きして、水拭き、乾拭きしてください。
・ラッチ、デッドボルト
ラッチの動きがスムーズでない場合は、ラッチやデッドボルトにシリコンスプレーなどの潤滑剤を軽く吹き付け、布で汚れを拭き取ります。
・鍵穴
鍵の抜き差しが硬いと感じたら、鍵穴に「鍵穴のクスリ」などの鍵穴専用潤滑剤を軽く(0.5秒程度)吹き付けます。
※シリコンスプレーなどの潤滑剤は吹き付けないでください。
・ドア丁番
1年に1回程度は、シリコンスプレーを吹き付けて、布で汚れを拭き取ります。
■勝手口ドア
・勝手口ドア本体
普段は、ホコリ払いや掃除機でホコリを吸い取り、乾拭きや水拭きします。
油汚れが目立ってきたら、食器用の中性洗剤を水で薄めたもので拭き取ります。
細かい部分は、割り箸やサッシブラシのヘラ側に布を巻いたものなどで、汚れを取り除いてください。
・網戸部分
汚れがひどい場合は、網戸部分を外して中性洗剤を使って洗います。
中性洗剤を網戸全体に吹きかけ、網戸ブラシやスポンジでこすり洗いしたら、ホースを使って水洗いし、洗剤分をすっきりと流しきります。
乾拭きか陰干しで十分に乾かしてから取り付けてください。
※キッチンに多く使用されている勝手口ドアは、キッチンから出る油煙などで汚れるため、一般のサッシよりも汚れ具合が激しくなっています。
また、加熱調理器具上の換気扇を運転している時に、勝手口ドアを網戸の状態にしておくと、多量の給気が通過するため、ホコリなどが網戸に溜まりやすく、キッチンまわり同様にこまめなお手入れが必要です。