積水ハウス

よくあるご質問

ID:9110010
作成日: 2022/11/20

床のお手入れ方法を教えてください。

使われている素材によって、お手入れ方法が異なります。
以下の「■お手入れの目安」を参照のうえ、材質ごとのお手入れ方法は該当する項目をご確認ください。

■お手入れの目安
床の汚れや傷みは早期発見・早期対処が大切です。
こまめに点検清掃することをおすすめします。
・掃除機掛け:毎日
・フロアワイパー掛け(カーペット以外):細かなほこりが多いとき
・水拭き、もしくは洗剤拭き:汚れがひどいときのみ

ワックスがけの目安(塗装してある木質フロアやコルクフロア)
・LDKや玄関等よく歩く部分、よく汚れる部分:6カ月に1回程度
・全体の床:1年に1回程度

■お手入れ方法
以下より該当する材質の項目をそれぞれご確認ください。

■木質フロア
木質フロアは表面のほこりが目立つうえに散りやすいので、掃除機の排気でほこりを舞い上げないよう吸引します。
床表面に傷がつきますので、掃除機の先端アタッチメントは木床用に設定してください。

細かなほこりが多いときは、フローリングワイパーを利用すると、家具の下や隙間などを手軽にお掃除できます。

化学モップ(油性の集塵剤を含浸させたレンタルモップ等)で木質フロアを強く擦らないでください。化学モップの集塵剤が床に付き、ほこりを吸い寄せて黒く汚れてしまいます。化学モップは本来、軽く床の表面をすべらせてほこりを集めるお掃除道具です。


汚れがひどい場合
汚れがこびりついて掃除機だけでは落ちない場合だけ、固く絞ったぞうきんで水拭きをします。
それでも落ちない場合は、次の手順で洗剤拭きをします。

1. 住居用の中性または弱アルカリ性洗剤などを所定の倍率に薄めたものを使い、汚れを拭き取ります。
2. 水で固く絞ったぞうきんで、洗剤分を拭き取ります。
3. 乾いたぞうきんで乾拭きします。

ワックスのかけ方
ワックスがけは、比較的気温の高い、乾燥した日を選んで行います。低温多湿時はワックスが白濁することがあります。
ご使用前には、必ずワックスの取扱説明書をご確認ください。


<ご注意>
・安全のために、すべり止め効果のある水性樹脂ワックスをご使用ください。とくに階段に塗る場合は、必ずすべり止め効果のあるものをご使用ください。
・油性ワックスや無塗装床板用ワックス、ロウを多量に含むワックスは、床材の変色やワックスのはじき、塗布後の床のすべりなどが起きるため、絶対に使用しないでください。

ワックスの剥離
ワックスを塗り重ねてしまうときれいに仕上がらないため、古いワックスをきれいに剝がし、あらためてワックスがけを行います。

<ご注意>
ワックス剥離剤は、必ず木質フロア用の中性タイプのものをご使用ください。
間違った剥離剤を使用すると、変色や膨れが起きる場合があります。
ワックス剥離剤の使用説明書をよく読み、小範囲で試して床への影響をご確認いただいた上でご使用ください。


■コルクフロア
表面に保護塗装のしてあるコルクフロアは、木製フロアと同じお手入れ方法となります。
ただし、木製フロアより表面の凹凸が大きく、洗剤やワックスがたまりやすいのでご注意ください。

<ご注意>
・表面に塗装をしていないコルクフロアは変色する場合がありますので、洗剤やワックスを使用しないでください。
・日焼けしやすい素材のため、できるだけ直射日光を避けるようにしてください。
・コルクは柔らかい素材なので、家具によるへこみや傷にご注意ください。

■樹脂製フロア(クッションフロア・CFシート)
樹脂製フロアは、軟質の塩化ビニールなどの水の浸透しない素材を使用しています。
ただし、継ぎ目や端部を濡らすと水が侵入しやすく剥がれることがあるため、水拭きには必ず固く絞ったぞうきんを使用してください。

汚れが水拭きで取り切れない場合
プラスチック系床クリーナーや家庭用洗剤などを使用して拭き取ります。
表面の凸凹に汚れが入り込み、除去できない場合は、歯ブラシなどに洗剤もしくはクリームクレンザーをつけてこすり洗いし、洗剤が残らないように水拭きしてください。
こすりすぎると表面を傷めますのでご注意ください。
表面のツヤがなくなってきた場合には、十分に乾燥させたあと、プラスチック系床用ワックスをかけてください。

<ご注意>
樹脂製フロアは、火や熱に弱い素材ですので、タバコの火や熱いヤカンなどに気をつけてください。
また、表面が溶けてしまう恐れがありますので、シンナーなど溶剤の使用は避けてください。

重量物やゴム製品(家具のゴム製品キャップ・ゴム製のキャスター、通水カップ)を長時間床に置くと、へこみや跡がつき元に戻らなくなりますのでご注意ください。
また、一部のゴム製品には床材を変色させるものがあります。マットを敷くなどして、床材に直接触れないようにしてください。

■カーペット
カーペットのお手入れは、吸引口を床に密着させてゆっくりと毛を起こすように逆目に掃除機を掛けます。

部屋の隅部分は歯ブラシでほこりをかき出し、隙間用ノズルで吸引してください。
※カーペットは新しいうちは「遊び毛」と呼ばれている綿状の毛クズが出ますが、カーペットの異常ではありません。掃除機をかけているうちに出なくなります。
※掃除機で吸引できない毛や糸クズは粘着ローラーを使えば、簡単に集めることができます。


表面の汚れが目立ち出したら
よく歩く部分はどうしても汚れてきますので、ひどい汚れになる前に次の手順で洗剤拭きをします。
カーペットの素材がわからないときは、ウール用洗剤を使用してください。
お天気の良い日に十分な通風を取りながら行ってください。

1. 固く絞ったぞうきんで水拭きします。
2. 落ちない場合は、ぬるま湯で薄めた住宅用洗剤でぞうきんを固く絞り、毛足に沿って汚れをこすり出すように拭きます。
※ぞうきんは汚れたら折り返して、きれいな面で拭いてください。
カーペットに多量の洗剤や水を使用すると、基布のアクやシミが出たり、カビの発生や痛みの原因になりますのでご注意ください。
3. 次に毛足を起こすように反対方向に拭きます。
4. 水拭き、そして乾拭きをしてよく乾かします。


シミがついた場合
カーペットについた汚れは、時間が経つと落ちにくくなるため、できるだけ早く除去することが大切です。
とくに液体の汚れのほとんどは、こぼしてすぐなら水拭きで取ることができます。

拭き取るときは、汚れが広がらないように周りから中心に向かって拭き取ってください。
洗剤や薬剤を使用する場合、最後に固く絞ったぞうきんで水拭きし、洗剤や薬剤が残らないようにしてください。
洗剤や薬剤が残ると、カーペットの変色などトラブルの原因になります。


カーペットの汚れと対処方法


上記以外の床のお手入れ方法については、オーナーデスクへお問い合わせください。

カスタマーズセンター「オーナーデスク」
0120-070-542(24時間年中無休受付)
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