スムーズに開閉できない場合、次の2つの方法で直すことができます。ご自宅の状況に合わせて調整してみましょう。
【カスタマーズセンターより】
ご自身での調整が難しいと思われる場合は、カスタマーズセンターにご依頼ください。
方法 1 (引き戸がレールや上部の枠とこすれている場合)
戸車付きの引き戸の場合
引き戸の下部の側面に戸車の調整ネジがありますので、調整してみましょう。調整ビスは戸の両側にありますので、こすれている場所や戸の傾きなどに合わせて調整してください。
上吊りタイプの引き戸の場合
引き戸の上部の側面に、戸の位置を調整するネジがあります。左右調整ネジ(上側)を回すと戸が溝の左右に寄り、上下調整ネジ(下側)を回すと戸が上下に移動しますので、こすれる部分に隙間ができるように調整してください。
方法 2 (引き戸がどこもこすっていない場合)
引き戸下部の戸車のゴミを取り除いて戸車に潤滑剤を補給してみましょう。
戸車への潤滑剤補給方法
❶戸車の建具上下調整ネジをドライバーで建具が上がる方向に回します。建具が上がると戸車が下に出てきますので、戸車がよく見えるようになります。
❷戸車周辺のゴミを掃除機の隙間ノズルで吸引します。戸車にホコリが絡まって吸引できない場合は、竹串のような細いものでホコリをかき出してください。同様にレールの溝の汚れやゴミもきれいに取り除きます。
❸戸車の回転部分に、フッ素(テフロン®など)配合の潤滑剤やシリコンスプレーなどを付属の隙間ノズルで吹きかけます。
❹建具を数回スライドさせて戸車の回転部と潤滑剤が馴染むようにします。戸車の回転がよくなったら、戸車の建具上下調整ネジをドライバーで建具が下がる方向に回し、元の建具位置に戻します。
【ご注意ください】
× 潤滑剤が建具やレール、床についてしまった場合はきれいに古布などで拭き取ってください。
建具・レール・床に付着したままではホコリを吸着したり、油ジミの原因になります。