テレビ、冷蔵庫、エアコンなどの電気製品の周辺は、静電気の影響で空気中のホコリがクロスに付着しやすく、とくにタバコのヤニや油煙は空気が滞留しやすい天井コーナー部などに蓄積され、汚れとなります。
クロスの汚れを放置すると表面の凸凹に入り込み除去しにくくなりますので、気がついた時に洗剤拭きをしましょう。
油汚れがつきやすいキッチンの壁クロスなどは、汚れたらすぐにお湯拭きする習慣をつけましょう。
「住まいの汚れとりクリーナー」が樹脂系クロスの汚れに使えます。
❶中性洗剤をぬるま湯で薄め、雑巾を固めに絞って拭きます。クロスのジョイント部に水気をしみ込ませないように注意しましょう。クロス糊は水性なので、しみ込むと剥がれることがあります。
❷クロス表面の凸凹に入ってしまった汚れは歯ブラシでこすります。
❸汚れが落ちたらキレイなお湯に替え、固めに絞った雑巾で丁寧に軽く拭き取ってください(表面に洗剤などが残ると変色しやすくなります)。
❹最後に乾いた雑巾で乾拭きして仕上げます。
【ご注意ください】
× 水拭きや洗剤拭きをする前に、必ず表面のホコリをホコリ払いで除去するか、掃除機の先を浮かしながら吸い取ってください。
とくに静電気の影響で付着したホコリを除去せずに水拭きをすると、汚れが落ちにくくなりますのでご注意ください。
× 中性洗剤以外の洗剤やシンナーなどの有機溶剤は、変色や表面を傷める原因となりますので使用しないでください。
× 布などで擦りすぎると壁紙が破損する場合があります。無理に擦り落とそうとせず、丁寧に軽く叩くようにして汚れを軽減させてください。
壁面や天井クロスの水拭きは「住まいのお手入れセット」の室内用モップを利用すると手軽です。