排水桝は、1年に1回程度はフタを開けて、排水状態を点検してください。
油分や石鹸カス、木の根がつまっている場合は、以下の手順を参照し、中をきれいに掃除してください。
1.排水桝のフタを開けます。
※フタが開けづらい場合は、排水桝の大きさに応じて、以下の方法をお試しください。
・小さい排水桝の場合
フタのくぼみや隙間にマイナスドライバーを差し込み、フタを押し上げます。
・大きい排水桝の場合
フタの周囲をかなづちで軽く叩き、振動を与えてフタと排水桝の間に隙間を作ります。
隙間ができたらマイナスドライバーを差し込んで、フタを押し上げます。
※フタが動きにくい場合は、ドライバーを差し込む場所を変えて、何回かに分けて押し上げます。
2. ゴミバサミや溝用スコップを使い、ゴミや泥を取り除きます。
3. ホースなどで水を流し、排水状態が良好か確認します。
4. フタを元通りに戻します。
<ご参考>
雨水枡のフタに穴が開いているものは、敷地表面に溜まった雨水を集めるためのものです。
雨水と一緒に砂や泥や枯葉が流れ込み、桝の底には泥が溜められるような構造になっています。
しかし、雨水枡に泥などが多量に溜まると、排水不良の原因となるため、梅雨や台風シーズン前には、雨水枡のフタを開けて清掃してください。
※排水桝のお手入れ方法については、『住まいのお手入れ動画』の「排水桝のお手入れ」からもご確認いただけます。