クロアリが発生した場合は、以下の「■一般的なアリの予防と駆除」を参照して駆除を行ってください。
※羽アリの場合、クロアリとシロアリはよく似ているため、見間違えることがあります。ページ下部の「■羽アリのクロアリとシロアリの見分け方」を参考にご確認ください。
シロアリが発生していた場合は、以下の情報を参照してください。
■一般的なアリの予防と駆除
1. 餌となる食品を清掃する
クロアリが発生する主な原因は食べ物です。
そのため、まずはアリがいる付近の餌となる物(お菓子や食べ物のこぼれカス等)を清掃してください。
一般的なアリ類(シロアリ以外)の侵入を予防するには、家屋内に餌となる食品を残さず、清掃することが重要です。
2. 市販の薬剤で駆除する
徘徊しているアリは働きアリで、目につくアリを駆除するだけでは巣から新しいアリが発生してきます。アリは巣ごと駆除することが大切です。
・殺虫剤(液剤)による駆除
アリの巣がわかっている場合は、巣の上から殺虫剤(液剤)を散布してください。
巣が不明な場合は、アリの行列や生息していると見られる場所に殺虫剤を散布します。
・毒餌・ジェル剤による駆除
アリの巣がわかっている場合は、巣の近く(雨のかかりにくい場所)に毒餌もしくはアリ用ジェル剤を置いてください。
巣が不明な場合・巣の近くに置けない場合は、アリの徘徊が見られる場所に置くと、働きアリが毒餌を巣に持ち帰って巣ごと駆除できます。
■羽アリのクロアリとシロアリの見分け方
羽アリのクロアリとシロアリは、以下の特長で見分けることができます。
クロアリの特徴
後翅が前翅より小さく(短く)、4枚の羽が横に広がってついています。
・前羽が大きく(長く)、後羽が小さい(短い)
・触角が「く」の字型になっている
・腰のあたりにくびれがある
シロアリの特徴
4枚の羽が同じ大きさで、胴体の上で重なって1枚に見えます。
・羽が4枚とも同じ大きさ(長さ)
・触覚が直線的で数珠状になっている
・腰のあたりにくびれがない