開き戸の玄関ドアが勢いよく閉まりすぎたり、開け閉めが遅くスムーズでなかったりする場合は、ドアクローザーのネジを調整することで、開閉速度を変更できます。
ドアクローザーは油圧で開閉する仕組みのため、気温により油の粘度が変わると、開閉速度が変わります。
玄関ドアのドアクローザー(例)
玄関ドアの開閉速度を変更するには、以下の操作手順を行ってください。
1.ドアクローザーの側面にある調整ネジ(調整弁)の場所を確認します。
※ドアクローザーの製品によって、ネジの個数が異なります。(通常1~3個)
2.調整弁のすぐ横に番号の刻印があることを確認したら、以下にてそれぞれの調整ネジの役割を確認します。
■調整ネジの役割
ドアクローザーの調整ネジは、それぞれ異なる役割を持っています。
それぞれの役割については、以下を参照してください。
(例)調整ネジ3個の場合の役割
・ネジ1:閉まり始めから中盤までの速度を調整
・ネジ2:閉まり終盤の速度を調整
・ネジ3:閉じる直前からカチャっと閉まるまでの速度を調整
(例)調整ネジ2個の場合の役割
3.調整が必要な番号の調整ネジを回して速さを調整します。
右(時計回り)に回すと閉まりが遅くなり、左(反時計回り)に回すと速くなります。
<ご注意>
・開閉の第2速度は、指を挟むのを防止し、開閉音が静かになるように、第1速度よりも遅めに調整してください。
・調整ネジを回すたびに、数回開け閉めを繰り返して、速度を確認するようにしてください。
・調整ネジを回しすぎると故障の原因になるため、左右45度以内の回転範囲で調整してください。
お使いの玄関ドアのタイプによって調整方法が異なります。
ここで案内している方法で調整できない場合や、ご自身での調整が難しい場合は、オーナーデスクへお問い合わせください。
カスタマーズセンター「オーナーデスク」
0120-070-542(24時間年中無休受付)