積水ハウス

よくあるご質問

ID:9108128
作成日: 2020/06/03

寒冷地にお住まいの方へ

凍害について

寒冷地では、昼夜の気温差で外壁や屋根材に凍害が発生することがあります。
自然現象ですのである程度はいたし方ないのですが、お手入れをすることで素材の劣化を和らげることができます。
ただしすべての建物で凍害が起こるわけではありませんので、兆候が出だしたら下記のポイントにご注意ください。
以下のポイントを参考に、定期的にチェックするようにしましょう。

とくに外壁とサッシの取り合い部、1階と2階の外壁小口部、換気扇などのガラリまわりに、塗
膜の剥れや素材の傷みがないかをチェック。
凍害は水を吸い込むことで発生しますので、塗膜が健全であれば大丈夫です。
素材に傷みがあればリフレッシュの時期と判断できます。
水が滞留しやすい箇所は、部分補修することでも効果があります。
凍害が進行するとこんなふうに!

【カスタマーズセンターより】
塗膜の剥れやリフレッシュについては、カスタマーズセンターまでご連絡ください。

PVC製樹脂サッシについて

寒冷地では一般地域と異なり、PVC製の樹脂サッシが用いられています。
このサッシは熱が極めて伝わりにくく、気密性・水密性に優れ、アルミサッシに比べても高い断熱性・遮音性を有しています。
従って結露しにくく、建物からも熱を逃しにくいため、暖房効果に優れています。

気密性が高いサッシは充分な換気が必要です。とくに開放型ストーブを使う場合などは、換気について充分ご注意ください。

お手入れの目安
・PVC(高耐候性硬質塩ビ)という素材は、熱や有機溶剤に影響を受けやすい弱点があります。
・サッシの近くにストーブ、アイロン、ドライヤーなどの高温のものを近づけないでください。変形や焦げの原因となります。
・有機溶剤やこれらを含む製品(ガラスクリーナー、殺虫剤、防錆剤、防カビ剤など)を使うことは避けてください。
枠の樹脂が白化したり、ひび割れしたりする原因となります。

有機溶剤その他で枠材に悪影響を及ぼすもの:
酸性物質、アルコール系、ハロゲン化炭化水素系、ケトン系、芳香系の各溶剤

・日当たりの良い部分では褪色することがありますが、性能等は問題ありません。
・金属タワシなどの固いものでこすると傷がつきますから、ご注意ください。
・ふだんは乾拭きや水拭きで充分です。汚れが落ちにくい時は、中性洗剤で水洗いしてください。
・洗剤類のなかには、ヒビ割れや変色などの悪影響を与えるものがあります。
できるだけ水洗いのみでお手入れしてください。洗剤を使用した場合は水洗いをし、その後水分を拭き取っておきましょう。
・ドアや窓まわりについた水が凍ってサッシが開閉できなくなった場合は、無理に開閉しようとせず、まずぬるま湯をかけましょう。
溶けるまで待ってから操作してください。
・壁天井クロスや床仕上げの隙間発生の原因になりますので、冬期の室内の過乾燥にご注意ください。
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